貴社の電子機器、システムは安全ですか?
- 誘導ESDとは?変化する静電気により静電誘導が生じ、これによる電位差が導体間の狭ギャップ(間隔0.1mm程度以下)に加わった時に起こる超高速静電気放電
- 電子機器内部で誘導ESDが発生すると周辺に広帯域の電磁波を放射し、誤動作を誘発する
- 本機は電子機器が誘導ESDに対する耐性を備えているかどうかを検査する新発想の検査機です
- IEC61000-4-2、システム・レベルESD試験では誘導ESDに対する耐性を試験する事はできません
【誘導ESD耐性検査装置】モデルi-ESD-10Aシリーズ
Model i-ESD-10A
導体間のギャップ間隔が狭いと、放電で放出される電磁ノイズは極めて広帯域の周波数成分を有するので、周辺の電子回路に容易に結合し、誤作動を誘発する。このような誤作動は、これまでは“原因不明”として片付けられたり、一過性の不具合と考えられてきましたが、本器の採用により、本質的な原因究明と対策が可能になります。
仕様
- 印加電圧:-700V〜-10kV (オプションで-20kV)
- 印加電極の寸法:170mm(L) x 60mm(W)
- 走査方法:手動
- 走査範囲:430mmx180mm
- EUT(テスト対象機器)の最大寸法:430mm(W) x 180mm(D) x 150mm(H)
- 放電検出アンテナ:ループアンテナ(ループ外径、50mm)EV-10Aに接続可能
- AC電源:100V±10%、1φ、50/60Hz、10W以下
- 機器外形寸法:500mm(W) x 300mm(D) x 200mm(H)
- 重量:約13kg
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